手紙ですな!友が栄転します。

今日のお話
オリンピックを目指して!

平成16年、開業医になる前電子カルテのインストラクターとして

知り合ったのが最初。

もう、16年ですなあ。

僕自身は人づきあいも下手で、人見知り。

なのですが、同性の場合第一印象が悪い人が、長続きします。

彼の第一印象は、”堅苦しく、冗談など言えない。暗いなぁ”、

でした。本当は全く違ということをあとで知りますが。

その後仕事の話、業務。

印象は変わらず。

ただ正確無比な仕事で信頼がどんどん強くなってきていました。

 

36歳ころの僕の楽しみは、疑似ラジオごっこ。

 

おしゃれな若者が集うダーツバーに、時間を作って集まり、

5、6人ほどのおじさんたちで、ヴォコーダーを手に、酒を飲みながら

頭を酔わさずに、無茶ぶりが続く。

質問されたら、すぐに無茶な返答。”えー”は禁止で、即答。

言葉のキャッチボールを高速でしていました。

無茶ぶり!

短い時間で、可能性をすべて考え、

無茶ぶり返し!

急に自分に来ますので、気を抜くことができない。

受けたものをさらに脚色して広げる。

即時に、無茶ぶりを全力投球。

 

という遊びをしていました。

音源処理の技術がそのあたりで習得できました。

今も生きている技術です。

 

ですが、何か足りない。もう少しラジオ感を出したい。

 

ラジオの体裁なので画像はないですが、やはり物はいる、さらにキューを出す人。

ディレクターがいる。脚本、無茶ぶりなので仕掛人、企画を知らずに偽の企画と

思い込み参加するメンバーが一人という形。

僕も騙される側に回ることも多々ありましたが、いやな汗をかきながら酒を飲んで

も全く酔わず。でも、面白かったです。

 

恋の予感を期待のダーツを満喫する若人は、見てはいけないものを、チラ見状態。

あれを、み、み・・、見ても、いいんかな。

 

”有田の全力脱力タイムス”に似ていますね。いやこちらが本家か。

 

新メンバーが欲しいので、夜間に当院の仕事をしてくれていた彼に

”無茶ぶりの引き出し多い?”

と何気なく聞くと、”そちらも十分備えております”と。

硬いかなと思いつつも、新しいシステムで広がりを求めるのはどうかで、

参加いただいて開催。

よし!台本の最初に戻ったぞっ!

そこから、ダーツバーにPC、スピーカー、ヴォコーダーという

あり得ない図ができ始め、無茶ぶり疑似ラジオがレベルアップ。

 

架空の資料もどんどん出ますし、ラジオなので曲も挿入、

映像、物品、音がはいり、そして彼が初めて本気で自分をさらけ出します。

すべることも気にせず、連打、連打、連打。

覚醒、そして降臨!

ラジオらしいローカルなムードですが爆笑。

このスタイルになってから、時々聞きに来る若者も出始めました。

恋の予感も忘れて。

 

彼の人柄がよく分かったわけですが、僕と熱量が同じと感じました。

距離も一気に近くなり、長き友情に変わりました。

 

仕事上での切れ味がすごすぎる対応、豊富な知識。

万に一つのミスに備えを!

私事では、良い意味でお馬鹿さん。

何か?

 

最高の友人を得ました。

 

この16年の間、お互いに苦楽を共にした部分もあり、彼無くしてでは

診療自体できていなかったでしょう。

とんでもなく苦しい時に、徹夜で仕事を助けていただいてくれたことも

ありました。彼が脱水で当院に来た時、輸液してご自宅にお連れしたり。

今後も、最大の信頼は続いていくと思います。

 

結局、僕もそうなんですが、オフで馬鹿になれる。

大事ですね。

そして僕にはない、物怖じしない彼の行動力。

今回の栄転は、必然だったと思います。

デマ、新型コロナウイルスに気を付けて、本社で存分に偉くなってください!

じじいになっての振り返る思い出もできました。長い芸歴で”あ・うん”もできました。

僕の数少ない友人、心から尊敬する人は、皆さん成功しています。

 

必ず、成功しますよ!がんばれよ!そしてありがとう!!

 

江口尚彦

 

東京に行ったときは、面白い場所を教えてください。

体に気をつけてな!

明日が初出勤。びびんなよ!