まるで花火のように、早速始まってますね。

都道府県医師会新型コロナウイルス感染症対策協議会
元気な体で観たいものです。

診療を終えて確認しても、ものすごい数で正誤の不明な情報

飛び交っています。

 

その中で、真実をきちんと拾い出し、どう対応するかを3月5日

以降も短いスパンで行政と医療で協議会を行います。

 

今回は5日の時点では何も起きていない状態でした。

私がその場で質問、回答を頂いたものも含めてまとめた翌日に

急に状況が変わっています。

 

岡山が真剣に取り組むまでに時間がありすぎたのも、逆に混乱

デマのもとになっています。

言葉がややきついですが、”・・・らしいよ”はやめましょう。

 

このブログには、実際に私が関与している事実しか記載していきません。

行政の”とりあえず疑わしいかもしれないので精査を”という発表も、時に

即決定事項的な報道もあります。これが困る。

決まっていない事というか、急すぎて考えねばならぬこと、即時に回答できない

ことや、医学的に正しく、根拠のある情報でなければ意味がないことも決定事項

のように出ると混乱するだけです。

 

少しずれも生じますが、拡散防止、迅速な加療などを念頭において行動します。

 

当たり前のことですが、普通の人間である私たちが診療行為を行って

いる時点で、少し皆様の冷静なご対応をお願いいたします。

 

SARS、新型インフルエンザなども過去に経験してきてますが、その

際は勤務医、もしくは開業医として現場対応を考えての行動でした。

その際も、誤情報で混乱は大きかったです。

 

今回は、岡山市感染症対策担当として、医療機関への指示内容も考える

ため、さらに間違いのないこと、急激な変化に応じてすぐに変更。

そして最新かつ正しい情報を策定していかねばならないです。

 

患者様、医療従事者双方の安全確保。

医師としての使命、義務も含め、50過ぎの頭をフル回転させて動きます。

 

 

現在は、あえて当たり前のことを記載しますが、

慌てすぎず、しかし万全な予防で、心配だけをするのではなく、慎重なうえに

慎重な行動。

 

これを心がけてください。

くどいですが、間違った情報も山のようにありますから。

 

どうかよろしくお願いいたします。

 

江口小児科  江口尚彦