限定的な緊急事態宣言。
個の動きを制限できない日本の状況。
接触を減らす方向性が結果を出すのは2週間後です。
旅行、他県への移動が増えるほど広がるのは自明の理。
本日は、岡山市内での会議ですが医療従事者も感覚が様々です。
ただ、ウイルスとの戦いという戦争で、戦うのは皆さんを守る
医師ですが、医師間での感覚を統一することも大切です。
昨日も、発熱があるので診ていただけなかったと当院にこられた
方もおられました。
患者さんの状況を見極める”トリアージ”も、大切な仕事です。
タフな話し合いになりそうです。
今日、スッキリに出ている釜萢先生とも、明日のテレビ会議で質疑が
できますので、私の疑問もお聞きしたいと考えています。
日本から旅行も買い物も最小限の国と考え、他者に影響することも考え、
こもるという事、職場を統べる人の考えも根幹から変えることもいるかも
しれません。
戦後にGHQからの指示で、良い意味での強権が出せられないジレンマ。
この状況でも対岸の火事と考える感覚。
医師免許の重みをしっかりととらえる必要性。
様々な思惑が混乱を招きすぎていますね。
もっと理論的に、冷静に対応策を考えていきます。
今日の内容を踏まえて、明日の日本医師会との協議会に持っていくつもりです。
これから、保育園、幼稚園の健診が連打で始まりますが、その場が定義上どう
なるのかも考えないといけない問題ですね。
最善の予防策をとって、動き続けます。
医院は現在考えられる最大限の手を講じています。
フル回転の1年になりそうですね。
江口小児科 江口尚彦