自粛の疲れが出ているのか、急に緩和が始まりましたね。
確かに気分が沈み、暑さ対策も必要になりますから
わからないでもないのですが、僕も普通の生活に戻りたいですし。
ですが、ロシアの状況なども考えるとまだ解除は早計かなとも。
うかつに、行動が戻ると、
安全に解除の、コアラモデルとしては、
・実行再生産数が全世界で1以下が最低2か月持続
・患者数も14日間以上減少、もしくはゼロの日が7日以上持続
・ウイルスの起源が明確化
・有効なワクチン、迅速キット、治療薬の普及
・爆発的な解除ではなく、あくまでも慎重な解除
・自粛期間中の要請に速やかに応じた、もしくは自主的に自粛を
開始されたところを優先して、保障
・熱中症をはじめ、他の疾患とのバランスとの対応ができること
・再流行に備えて、1次救急で新たなマニュアルの作成。
・防護具などの流通の正常化
こんなところでしょうか?
色々な思惑があるとは思いますが、急に論調が変わり、人が一気に
動くことが懸念事項。
日本の潔癖が異常にストイックになっていきます。全世界と同じで
なければ、来年のオリンピックも危ぶまれる。
経済の事も喫緊の問題として考えねばならない。
人の信頼感も減少。心の病。山積する問題ですね。
例えば、お釣りを渡すときはトレー。その後お金を触った手を消毒するでも
なくお弁当を触っておられる。
生ごみを捨てに行かれたその手で、商品をトレーごと店の中に持ち込まれる。
清潔か、不潔かよくわからんです。
明日の会議で、僕の持っている疑問を氷解したいところですね。
診療は、明日から開始です。
江口小児科 江口尚彦