本日は、午後に学会という名の勉強のため、受付12時までです。

お知らせ
こんな感じですかね。

皆様にはご迷惑をおかけするかもしれませんが、以前より記載しておりました

ように、本日学会出席のため、受付を12時までとさせていただきます。

小児科医は、当然ですが園医、学校医という立場で元気な子供さんの中から、

見逃してはいけないものを探すことも大切です。

特に現在のような異常事態では、精神面のサポートも重要。

診療後、学校医の全国学会で十分勉強してまいります。

今年の10月には岡山で、県が主催の保健医・学校医大会もございまして、

私も医師会理事という立場とは関係なく、小児科医として準備委員会に所属して

おります。その開催に向けて、参考になるものはないかとそこもしっかり学び、

日常の診療で皆様をしっかりとお支えできるように頑張ります。

 

この土日以降の2週間、かなりの勝負です。

重症の患者様を受け入れておられる病院、患者様の状況把握や感染経路などの調査

入院調整をされている保健所の皆様、検査を請け負うセンターと上げればきりがあり

ませんがすべての医療従事者が文字通り体力の限界まで、いやそこを超えて動いて

います。

 

緊急事態宣言。

 

これにしっかりとご理解いただける方、大したことはないとあまり危機感をお持ちでない

外来をしていてその部分はかなり温度差があることを感じます。

罹患してみると苦しさをご理解ただけるかと思いますが、間違っても子供さんも含め

予防して間違っても感染してほしくありません。

動かないで、十分感染を防ぎましょうと細かく言いますが、肺炎は本当に苦しいからです。

 

私自身、30代の半ば過ぎに結構重い肺炎になりました。

強制的に、水の中に沈められている感じでしたね。呼吸をしたくてもできにくい。

いやできない。

”死?”という言葉も頭をよぎりました。あんな思いは二度としたくないです。

 

どうか、どうかお願いです。

正しく恐れて、理解をしておこうと考えてください。

クリニックだけが、一番手軽なグリーンゾーンです。

他のエリアは、室内・屋外を問わずレッドゾーンです。

 

巣籠の2週間で抑制の光を見つけましょう。

私は、自分の体力などは二の次に感染症対策理事としてできることは、ずっと行います。

集団予防接種、夜間診療などどれだけ当たってもやり続けますし、理事会での情報収集、

それに基づき日常診療へ対応。

パンクしかかっている保健所からの悲痛なSOSに対しても、できることをキャパシティーを

無視してやります。

 

そうでもしないと、この戦争は終わりません。

皆様方のご理解を得られることを願ってやみません。

本日も頑張ります。

 

江口小児科  江口尚彦