今後、皆さんが注目していただきたいのは新規患者様の数もそうですが、
重症になっておられる方や宿泊療養施設、自宅療養者の方の数です。
日々増加していますし、全国一斉に治療薬としてのステロイドや挿管、
人工呼吸器管理に必要な麻酔薬が使用されますので、流通数が減少。
県によってはすでに欠品状態の所があります。
以前にも記載しましたが、どういうことが考えられるか?
交通事故や盲腸、その他入院、緊急手術が必要な場合でも麻酔薬がないと
いうことです。
これは、本当に怖い。コロナも当然そうですが、うっかり事故になっても処置を
してもらえない、と言うか救命処置をしたくてもできない事態です。
昨年では考えられなかった状況ですよ。
日常生活がいよいよ、ままならない状態になってきています。
マスコミ報道が始まったころには、もう医療現場が末期と言うことです。
全自治体が一丸で増産をお願いしていますが、そう簡単には増えません。
コロナの感染爆発がついに他の日常生活を脅かし始めました。
他人事と思わず、何度も言いますがどこでもらうのかをしっかりと認識して
ステイホームです。楽しい遊びの場が、危険です。
企業も、どうしても対面が必要な場合を除いてリモートワークをお願いしたいですし、
教育現場での混乱や拡大も更に手を打つ必要があります。
年末まではくすぶりわずかな増減で続きますし、年末年始の人流が抑制できなかったら
来年の終わりまでは戦いは続くでしょうね・・。
今日は、診療後定例の保健所とのWeb会議です。勉強します。
江口小児科 江口尚彦