従来の野生株やアルファ株では、成人間で感染はあっても
子供同士の感染はありませんでした。
今回流行しているデルタ株では、子供同士の感染が夏季休暇中も
児童クラブや保育園で見られています。
まずは家庭内で成人から子供に感染。
登園、登校後に友人と過ごしている時に子供同士の感染が成立しています。
本格的な新学期、お盆の極端な人流増での影響は、やや抜けてきていますが、
今後は子供同士の感染で再燃しそうです。
重症化も増加し、さらに若年になってきています。
インフルエンザの動きも注意ですし、どうか安全な道を模索してまいりましょう。
当院のインフルエンザワクチンについて、案内を追加いたしました。
ご一読いただきましたら、幸いに存じます。
江口小児科 江口尚彦