これを指摘していた友人が35年前にいましたなぁ。

今日のお話

当時18歳でした。

テレビも新聞も含め、メディアから流れるものは全て真実と

思い見ていましたが、”読み物”程度にしていたほうがいいよと

いう友人がいました。

何を言っているのかなと正直思っていましたが、今になって

強い実感。そして若干18歳で指摘していた友人を改めて尊敬です。

最近は連日書いていますが、急に総裁選の事が大きく報道されて

コロナ関連は縮小。

新規患者様の減少で、あたかもコロナが終わりを告げそうなムード

作り。一方で不幸にも自宅療養中にお亡くなりになった方に関しては、

保健所の攻撃。

何でしょう、この一方的な展開は。

保健所の方々がほぼ寝る間もなく必死で業務に取り組んでおられるのは、

理事になって内部を生で観察し理解していますし、頭が下がります。

 

仮にマスコミの方々が、同じ時間、同じ経験を保健所の方々と2年近く行った

上での報道なら、信ぴょう性も重みも出ますが、早朝から夜のニュースまで

ずっと同じ原稿を読み、同じ映像を流して世論をあおるのはどうでしょう。

一方的過ぎる。

それにプライバシーもあると思いますが、どのような感染経路なのかも考えないと。

非常に厳格なステイホームをされて気をつけられていたにも関わらず、不幸にも

罹患された方と、お叱りや色々なお考えはあろうかと思いますが、非常事態宣言など

どこ吹く風で仮にマスク不要論というお考えだったり、遊びの限りを尽くして感染された

方と同じ論調で良いのかなと思います。

実際、岡山市内でも保健所業務を助けるために、我々開業医も健康観察に手を挙げて

動いていますし、宿泊療養施設から勝手に外出する人や自宅療養中に買い物に行く人、

濃厚接触者と認定されても気にせず動く人は結構おられます。

行政・医療の声を反映させず、片側だけの報道では真実を伝えていると言えない。

ワイドショーも日々総裁選の予想をしていますが今コロナ対策とどちらが大切ですかね。

競馬じゃ、ないんだから!

元通りの生活にもどることが一番優先と思いますよ。

折れそう・・。

やはり、踊りますか?

そうですね、踊りましょう!!

だからぁ、ちゃんと現場で動いてね。医療人はっ!

この妙な連日ブログは2009年から始めています。

当時は新型インフルエンザの事で、連日決まっていないことが報道に出る。

現場は大混乱でした。できるだけ正しい情報をお届けしようと始めました。

今こそ、原点に戻って、責任をとれる真実をお伝えします。

規模の大きいメディアには、連打・拡散性でかなわないのですが、中途で

やめるわけにもいかないですし、今回はコロナ担当という役目のもと会議で

情報収集もしていますので、報道との齟齬は正していきます。

今日も1日、元気に頑張りますよ!

 

江口小児科  江口尚彦

君、大学時代、ルームサービスのバイトで何をしてたんだね?

随分とお馬鹿さんだったわよねぇ。

わかってますよ。