気がつくと、さらにインフルエンザひどいことになってますね。先日の夜間診察でも感じましたが、やはり典型的なインフルエンザの方が少ない。
症状が軽いため、外にインフルエンザのまま移動される方も多いので、拡散がおさまらないのでしょう。私も、所用で週末岡山にいませんが、移動に新幹線を利用することをさけ、車で動きます。本当は出ないのが最適なのですが。
気まぐれに湿度が上がったり下がったりですが、A型の大流行のあとB型も待ち受けていますし、国際都市東京での風疹の流行。某隣国から飛来と考えられる、空気汚染。皆さんご自身の健康を守るには、できるだけ静かに過ごすしかありませんし、症状の持続で苦しい時は受診を心がけてくださいね。
風疹は、現行の制度で予防接種をして、抗体が高まっている世代はまだ良いですが、抗体の少ない大人の方は特に注意してください。
また、空気汚染も”現在健康に被害はない”と報道されていますが、どこまで本当かわかりません。実際、私が東北に医療支援で赴いた際に、当時リアルタイムの報道では”問題はない”の連呼でしたが、あとから実は、その時とっくにメルトダウンしていたということもありました。
行事ごとも、どうしても出なければならないもの以外は避けて、水分補給と休日を休日として使う。時には勇気を持って、仕事を休む。
お互いに、拡散を防ぐようにしないと苦しい状況です。乗り切りましょう。
ここから下は、どうでもよいことを書きますので、お時間のない方は飛ばしてくださいね。僕は報道の真偽という点で、”マスコミ”は嫌いですが”テレビ”は大好きです。実際、常につけていると言っても過言ではないです。そこで、最近頭から離れないもの・・、色々なCMです。
”トメダさんに夢中
トメダさん、ご存じの方もいるかもしれないが某製薬会社の腹痛薬での主演のナイスガイ。設定はできるビジネスマン、ただしプレッシャーに弱い(推定)。
電車の中で、おもむろに腹痛をアピールするトメダ。なぜかトメダにあこがれていると思われる同僚も乗り合わせている。偶然は恐ろしい。
そのあと眉間にしわを寄せるほどの痛みを抱えたトメダが、満面の笑みで1枚のフィルムを取りだし、その後颯爽と仕事をこなす。その後残りがあるか、無邪気な笑顔で確認中に、先ほどの同僚の視線を感じ、ゴルゴ張りに険しい顔で振り返るトメダ。
トメダOンという薬だが、もう頭から離れない。このメーカーネーミングはおもしろすぎるのである。
今回も名前は、おそらく5分ほどで決まったと思うが、トメダの性格がつかめない。是非とも企画会議に参加したいものだ。
こうして、僕の頭の中には、常にトメダがいる。あなどれないぞ、トメダ”
すいません、ひま人で。このCMひとつをとってもテレビは突っ込みどころ満載なので、やめられません。
こんな、むだなことを考えられるくらい健康でいたいものです。
よろしくお願いいたします。
江口小児科 江口 尚彦