とりあえず雨が降りそうな気候で、ややほっとはしていますが、湿度が上がるのは頂けないですね。
高温多湿になると、当然体感温度も上昇しますので、まだ完全に冬型から抜けきっていない体にはつらい部分もありますので、ゆっくりとできるときはマイペースで過ごしましょう。
感染症も翻弄されているのか、ロタウイルス、ノロウイルスといった冬の嘔吐・下痢もありますし、熱中症での嘔吐やけいれん、溶連菌感染症、水痘、肺炎や喘息など、昨年以上に混乱の多い季節です。地球の温暖化は止まりませんし、来年はさらに変化が大きくなるのかなと少し重い予想です。
6月ですらこの天気ですから、7月、8月、9月など感染、脱水ともにますます注意がいりますね。
ウルトラクールビズで全員、アロハシャツにカーゴパンツでもよさそうな感じです。南国の方の食の嗜好が、理解できますね。
基本に立ち返りますが、子供の症状で見逃せないのが、いつもと何か違うと感じることです。
当然、咳や鼻水が多い、熱がある、嘔吐もあるなどもそうですが、”なんとなくいつもと違う”、これは非常に大きいことです。私たちもその部分をしっかりと見ていきますし、親御様もよく観察してあげてくださいね。
先ほどの南国の話ではないですが、今までの日本が半ば鎖国状態で医療を行っていましたが、TPPのこともありますし、予防接種にしても、国際化がどんどん進んでいきそうです。開業して8年の間にずいぶんと国際規格に変更されてきましたが、渡航の回数も増え、また日本にすまれる外国の方も増加していますので、今後さらに変わります。
来年度からの定期予防接種増加もその一つですが、詳細がはっきり分かり次第情報提供をしてまいりますので、子供さんの将来にためになる医療行為を行っていく所存です。
今、医院PCのソフトの大幅変更を行っていますので、情報ブログが遅れていますが、重要事項をしっかりとお伝えできるように頑張ってまいります。
よろしくお願いいたします。
江口小児科 江口 尚彦