”岡山 都市活性化計画②”

岡山市都市計画

唐突に思いついたわけではなく、何かしら岡山が注目されることを考えてはいました。100周年事業のシンフォニー、せっかくのアリーナ、どうもなんだかなあと感じることが多く、全国的に岡山=倉敷で認識されるんですよね。

色々なバラエティーを見ても、驚嘆するくらい作りこんだり、保存されている風情のある町が注目を浴びています。

岡山に何かないかとぶらぶらしているとあるんですね、絶好の場所が。そこが岡山城と後楽園です。ぱっと見た感じで趣が深い。ここを本格的な物にしたらなあと漠然と感じていました。

ここにきてイオンの開業を控えて、岡山全体が大きく動き始めていますので底力を発揮するべきではとまとめてみたわけです。歴史の好きな人も多いと思いますが、大河ドラマの効果もあって岡山が脚光を浴びるのに好機到来と感じています。岡山城の近辺には、総論のはじめの方に記載しましたが、大きな大名屋敷の平面図が実物大で残っています。旧NHKの近くも当時の城壁が残っているんですね。ならば岡山城をここまでやるかと完全に戦国から江戸にうつる頃の状態にリアルに再現して、大名屋敷も復活。市民会館も含め、移転が多くなる部分に完全なる城下町を作るだけでも、後楽園の魅力も増しますし、胸をはってすごい歴史エリアがあるよと発信できます。

もちろん、そこに観光以外の実用も加われば鬼に金棒。おいおい述べては行きますが、小判など貨幣も江戸時代のものを作り、1000円単位から発行し、その城下町だけで使用が可能で、離れるときに清算、もしくは両替商に貯蓄するわけです。売っているものもいわゆるお土産物以外に、本格的な懐石料理、本や雑貨、衣服(洋服も和服も含めて)、コンビニも(よろずや)のような看板で出してもよいかなと。結婚式なども参勤交代よろしくの状態で、大勢の家臣に見守られて行ったり、そんなことができれば、和風ディズニーのような、そして実用性も持ち、貨幣の換算で子供さんの計算力や、漢字に触れることの大切さ、歴史の深さなどが伝えられるのではと考えて行きました。

総論のあとに各論で各々のゾーンをもっと詳細に記載しますが、発端はここです。

しかもこのアトラクション、居住スペースは年月がたてばたつほど重厚感が出るわけです。もちろん完ぺき性はいりますから、街角のごみ箱やポストなども完全に江戸にしていきます。

行きかう人々は、江戸にタイムスリップした錯覚を覚えるほどになれば、しめたものです。しかも岡山駅からそのエリアまでは路面電車が一番最適な移動手段なんですね。

こういうことができるならば、それを徐々に、拡大して、岡山だけで日本のすべての歴史を堪能し、学び、遊ぶということができてくるわけです。近未来ゾーンもありますし、岡山駅からイオン、市役所そのあたりに現代を残し、問屋町の近辺を、これは若干まねのようになりますが、東京でいう原宿のようなアンテナショップの発信地にして、さらに南に秋葉原に相当するような、ややコアな場所も設けて、どこに移動しても楽しいと思われるようにするわけです。

じゃあ、渋滞は?

となりますが、荒唐無けいかもしれませんが、電車を全路線に拡大して、さらに決まりごとも大変ですが市内のバスやタクシーすべてが一体化し、公共交通機関を利用すると特典ポイントがたまり、それで市内のどこのエリアでも買い物ができるようにすると多少は違うかもしれないと思っています。

ガソリン代、駐車料金、待ち時間がなくなりますし、公共交通機関を利用するメリットは大きくなるでしょう。またあちこちの風景がタイムスリップ感覚になれば、歩くのも苦痛ではなくなってきますから、ようやく政令指定都市岡山のイメージが出てくるんじゃないでしょうか。

そろそろ、それぞれの時代エリアのより詳しい内容。遊びや学びの魅力、コンパクトシティですがインパクトは大きい岡山の各論に次回から入って行きますね。

次回は9月1日更新予定です。