”岡山 都市再興計画④”

岡山市都市計画

岡山城近辺は大まかに記載してきましたが、表町に人が集まるにはどうしたらよいのかを主眼に今回の歴史ゾーン分けを考えていました。

表町商店街、一つ一つをみると魅力的な場所が多いですが、全体像がまとまってこないんですね。

僕の子供時代は、映画、食事、買い物すべてが表町に行くことで楽しめましたし、特別な感じのするエリアでした。高校時代も通学の寄り道に行きましたし、千日前近くでの縁日も楽しみでした。映画も。

現状がちょっとさみしい雰囲気がしますので、岡山城からそのまま歩き、江戸の城下町になれば、大きな目玉になるのではというのが出発です。

まあ、現実的に困難山積みで、いつもながら素人のたわごとになってしまうのですが、強化発泡スチロールで木目を作り(当院の壁面の聴診器と同じ素材です)町全体を装飾していくわけです。

やはり見た目のインパクトは肝心ですから、江戸を完全再現するべく、裏路地に至るまですべてです。お城の時と同じく、小物(火事の火消し用桶や井戸、あえてちょっとしたゴミ)も徹底的にこだわります。

これも完全にパクリにはなりますが、江戸時代をイメージする表町のキャラクターを設定し、町のあちこちに”かくれキャラ”的に配置し、すべてを見つけると景品なんかもどうでしょう。

まず江戸エリアに入るときに関所でご希望の方は両替をして(一万円は大判、五千円は小判・・)といったような貨幣を使い、貨幣での買い物で江戸エリアすべてに通用するポイント付加システムを導入します。歴史好きの子供さんの算数勉強にもなりそうです。

デパートも総論で記載しましたが”高級商店OO屋”のような表示に変更し、専門店の集まる商店街も全国各地に募集をかけて、浴衣や和食器などなど本物の江戸を感じる日本文化の店も誘致し、毎週でもどこかで縁日を開催。

今まであるお店にも和洋折衷の買い物が楽しめ、かつ別に和テイストのみを楽しめる場所も増加させて、くどいようですが買い物、生活のできる太秦映画村を作れたら良いかなと。

関所で江戸城下町マップをもらいそれにそって動くのも面白いですし、気がつけば岡山城から3丁目劇場跡辺りまで歩いてきたような、変化を楽しめる工夫も良いかもしれません。

商店街は雨に強いですし、屋根の内側に時間とともに変化する空をイメージして立体的に再現しても見ごたえがあるのではないでしょうか。

どこに行っても何をしても江戸時代にいると感じるエリアになれば、観光も活性化しますし、あと子供さんが歴史を垣間見ながら算数などを貨幣の換算で学べるかなと思います。

この状態で夏祭りになればにぎわいも今以上になるんじゃないでしょうか。イベントで参勤交代なんかもいいですね。

表町には、ポテンシャルがものすごくあるんです。そこを完ぺきにお化粧していけば、全国発信できると思いますが。

すいません、妄想ばかりふくらむもので。ぜひともまずは江戸エリアの実現が夢ですね。岡山の江戸時代ゾーンに行けば、日用品、高級品以外に江戸ならではのしかも、最高の職人さんの商品が手に入る。買い物をしたいがために外国の方も訪れてくださると思いますよ。

シンプルに、完全な江戸時代、本物志向、歩いて苦痛にならないバラエティー、数々のイベントでしょうか。

まだまだ他の時代エリアがありますので、とりあえず次の文明開化ゾーンの簡単な構想をつづっていきますね。

と思いましたが、自身の”ショート馬鹿妄想”を箸休め的に書いてみます。

普段の頭の中の馬鹿さ加減に自分でも驚いていますので。

(次回9月8日更新)