今日は外部健診の木曜日なので医院は休診です。

開業医になって、保育園や幼稚園の園医さんをさせていただくようになりました。医院では病気でつらそうな子供たちが、はじける笑顔で遊んでいるのを見るとこちらも笑顔になります。時間帯によってはお昼寝の時になることもありますが、その時の印象は、

 

 

ほっこりします。
に、なりかねない。

さて昨日の感染症ですが、時間的にやや早いので検査陽性率はちょっと下がりましたが、インフルエンザがやはり多いです。このままだと、

 

しかしインフルエンザにばかり気を取られていると、

マイコ-降臨

が突然きます。マイコプラズマ感染症も増加ですね。とにかく、この寒さが色々感染症、乾燥など住環境を厳しくしています。

この寒さで一番軽快すべきは、意外に脱水(熱中症に匹敵します)です。子供は寒いから水分をとらないです。

咽頭粘膜が乾燥し、気道の繊毛運動が低下し病原体が付着しやすいことになります。

また、血液がゆっくり流れる手や足は特にしもやけなども起こします。ゆっくり温めて防止しましょう。

とにかく粘膜はたっぷりと濡らしてください。一番の予防です。

今日は、健診での移動で日光浴もできますが、地道にしている趣味で汗を流して体調を管理します。そのあと、

汗をながしたあとは・・。

なんてやっていると・・、まあ趣味は楽しんで免疫を最大限に蓄えます。

また、余談ですが、

物事に偶然はない、必然である。

偉人の言葉でもなんでもなく、僕が生きてきた中で得た思考です。

崇高な思想もなく医学部に入り、だらだら過ごし、焦ってもがいて学生入局説明会に行きました。

オリエンテーション後の打ち上げでめちゃめちゃ飲ませられて酔っている学生は次々とバーのカウンターで入局同意書を書いて小児科になりました。僕もその一人です。

その酒を無責任に飲ませた先生ともずっとお付き合いをさせていただいております。踊るのもその先生の指示ですし。

ですが学術的に優れていて、頭があがらないほどお世話にもなっています。尊敬の念しかないです。

小児科は天職と思います。

これは偶然ではないです。曲がり道の結果で必然です。

根拠のない自信は崩れない。根拠に頼ると潰れる。

これも偉人の言葉ではなく、僕の友人(レゲェ;学生時代のあだ名)の言葉です。ちょっと辛口な雰囲気ですが。

聞いたときはピンときませんでした。何を言っているんだ程度に思っていました。

今は確信します。確かにそうです。

自分は友人より勉強ができるから偉い、とか親がどれだけ偉いから自分も偉い。

こんなセリフを中学時代に同級生同士がよく話ていました。自分は偉くないのに。

親の知らない世界で学生同士の内容は、進学校と呼ばれるところほどこんな程度です。

の時点で、自分を大きく見せようと見栄を張ったり、それがばれていじめ、ばれなくとも挫折している友人がいました。等身大を見せることはほとんどできていません。

運動も音楽も、どの分野でもこれこれができるから偉いという幻想を持っている子供は、同じレベル以上の人のコミュニティに入ったら、食いついて追い抜こうという前に、すぐにコンプレックスになるんですね。

ただ自分が好きな事なら本気でコンプレックスを乗り越えますが、押し付けでやらされていると感じている子供は潰れます。

中学、大学で夢半ばで消えて行った人もたくさんいました。

ほとんどのご両親は常識的で素晴らしいなと思います。

時に自分の夢を娘、息子さんに託すというか押し付ける祖父母さんや、それを若いころに嫌がっていた父母世代が、今の子どさんに同じことをしているようにも感じる方もおられます。

激しく変わる時代についていけていないのは実は我々大人ではないのかなと思います。

子供は無邪気にテクノロジーを使いこなします。成長も早い

大人はその速さを上回る勉強をしながら、知らないそぶりで子供と話して、徐々に子供の特性を見つけ、そこをグングン応援をし、はばたいた姿を具現化するのが役割ではないでしょうか。

僕の父は新聞記者でした。

僕は医師になりました。

僕の子供は、犯罪でなければ、本当に何でもいいんです。江口小児科は、僕と全く同じ患者様目線で診療をしてくれる先生ならば、その方に継続していただきたいと思っています。

それがもしも子供なら、してもらおうと思いますが押し付ける気持ちはないです。

もちろん僕は、まだまだ仕事への真剣な気持ちがなくなるまでは走ります。

これから健診して、楽しい気持ちになり運動で汗を流して、食べますかな?

金曜日の様子もまたご報告します。朝から、重たい文章、お許しを。少し固い内容ですが、思春期の子供さんと接する上でのヒントになればと。

よろしくお願いいたします。

江口小児科  江口尚彦