もたもたしてんじゃねぇ。まだまだいくぜ。

今日のお話
神器を守りゃ、こうよ。

おはようございます。

今日は若干寒さがましですかね。ちょっと疲れもありますが、

呑気な事は言ってられない。

どしたんならぁ。ひょこなげな顔しくさって。

おやっさん、本当に呑気ですね。

インフルエンザですよ。珍しく報道も、ほぼ等身大に伝えていますが、

先々週が28万人増加先週が30万人増加今週112万増加です。

岡山の人間、全部インフルになっても、たりゃあしねぇじゃねえか、この野郎。

2日前に記載しましたが、定点観測医療機関に1週間で30人のインフルエンザで警報。

既に50人を超えています。警戒警報レベル。

この感染症測定事業を開始して今まで2014年が最も多かったのですが、今季はすでに

突破。学級閉鎖も例年の三倍以上。

とにかく原因は、

A(H1N1、H3N2)の流行、同時にB型も流行。

初期症状が軽いので集団に広がる。

休みを、しっかりとらない。

これは、医療機関にも責任がありますが、治癒証明が早すぎるところがある。

30年ぶりの寒波。

咳エチケットができていない。

証明書がはぇえのは、治ってねぇんだよ、馬鹿野郎!誰だ、そんなくだらねぇことしやがるのは?

これらでしょうね。明日から少し小春日和ですが、また寒気が来ます。

冬の防衛をちゃんとしないとまずい。悲しいことですが、同じ北半球でインフルエンザの死亡も

あります。

”いつもと違う”、すぐに休む。

そして、登校・登園・イベント前に医療機関で対症療法を受けて、翌日検査。

その後イベントの思い出もあるかもしれませんが、法律で定められた期間を専門医の判断で

きちんと休むことです。たとえ、長くなっても。

教育機関側にも、早めの登校を良しとするところ、早すぎて困惑するところ、治癒証明の意味

が十分にご理解いただけていないところもあります。

我々がもう少しおもねる医療から脱却しないと難しいのかもしれません。

我が子のみ優先は、周囲に大きな迷惑をかけているだけです。

その大切な我が子優先も、少しの風邪だからと無理に発表会。絶対にやめましょう。

子供に聞けば練習の成果がと、もしくは前から楽しみにと言うはずです。

ですが実際は、練習した通りのことができず、負のイメージが残るだけです。

うぬさえ良ければ、ほかはどうでも良いのか?

年々、危機感が薄れて行っています。

子供に散々な思いをさせて、そこで気づくのは遅い。

可哀想なのは、参加できない事ではない。遠足に、参観日に、イベントにいけない事でもない。

大人のいう通りに動かされた子供の重症化や子供をしっかりと制御できずに重症化が真の意味で

可哀想です。”休ませればよかった”と泣き崩れる親御さんの姿を勤務医時代に見てきました。

予防をメインに、正しい考え方の上、自他を守らないといけません。大人の務めですよ。

インフルエンザの異常性を、十分認識して休むことをとにかく考えましょう。

今日は、僕は休みます。明日以降に万全の体調。これから猛烈に増えるインフルエンザと戦うために。

目を休めます。

すいません、休日に辛口になってしまいました。

あまりに強烈なインフルエンザが来ていますし、久しぶりに冬の怖さをひしひしと感じているので。

今の親御さんたちにお伺いしたい。

3,4歳の頃、どんな遠足で、どんなお弁当を食べて、どんな感動があったか覚えていますか?

情操教育も確かに大切ですし、やりきって達成感も大切。楽しかった。これも大切。

ですが健康な時ならば、ぼんやりと明るい記憶として残ります。逆にしんどい時に行くと

苦しかったことしか子供の原始記憶には残らないですよ。

現在の”点”だけではなく、”線”として我が子の人生を見てあげてください。

思春期以降に思い切り楽しんでいけるにはどうしたらいいのかが、最重要です。

誰かが止めて行かないと状況はかわりません。

微力な僕のたわごとですが、小児に深く関わればなおさら、感じることが多いです。

自分が子供だった時の記憶を思い返して、今後の子供さんに生かしてあげたいので。

うぬぼれ、成功、失敗、敗北感。色々あっての今です。

今の僕にとっては必然だったかもしれません。

生涯、持つであろう何とも言えない感覚もあります。

しかし負の記憶をこれからの子供さんに感じて欲しくありません。

情報過多で迷走してしまう皆様のご参考にしていただき、記載している本人は

いつでも江口小児科で話を責任をもってします。

その覚悟の上での苦言です。子供さんへの愛情の一つです。

明るい未来のために。長文失礼しました。

 

 

コアラ人