頭の中はこんな感じで今週が開始です。

今の悩むお母さん方へ
ジャパンに行くぜぇ!

おはようございます。

いやぁ、夜間はやはり曜日感覚がなくなりますね。今日は月曜日っと。

昨日の休日診療所ですが、喘息様気管支炎が多いですね、あとは嘔吐。

新学期の疲れは一気に出ています。

 

仕事、突然の症状など事情は当然あるかもしれませんのでわかりますが、

日曜日、夜間。当たり前ですが、休日です。レジャーを済ませてから・・。

始まりはわりと静かに立ち上がりました。

おや?遊びにいっているのかな?元気に遊ぶのはいいことですね。

同じペースで進みますが、”緊張の10分”と我々の間で呼ばれる、

受付終了の10分前。

来たのか?どうなんだ?

そうじゃ、気を抜くでない!

一気に人の声、”ガチャン、ガチャン”とカルテを作成する音が急増。

確かに暗くなると少し不安になりますが、

 

朝から、元気がないなと思っていたけれども、日曜日なのでレジャーに。

そこでも少し吐いたり、ちょっとぐったり。予定の遊びは全部済ませて

夕方に帰宅。そこから嘔吐が止まらず、なぜか様子見

気になるからと受付2分前に受診

 

絶妙と言えば、絶妙なのですが、さすがに、我々も心から

仏門に入らないといけん、早急に悟りを。

と感じます。怒るのはいやですので。

 

ぎりぎりに受診されて、ほぼ同時ですから急に人が増える。

受付の方、我々、薬剤師の方、ノンストップで動いています。

極端ではなく、診察が10秒で済むなら待ち時間はないでしょう。

見逃しは行けませんから、でもできうる限り手際よく診察をします。

待ち時間は、当然長くなります。そこで、”何故、待たせるのか”と怒号。

大げさではなく。

30分早かったら、次に診察を待っている人がいると考えたら、

遊びは後回しにしておけば、そして止まることなく動き続きている様子を見たら。

怒号は、飛ばないと考えますが。その姿を子供は見ています。

二面性は我々にも、子供にも見抜かれます。

 

”お待たせしてすいません”は、心から言います。ですが考えていただきたいことも。

まず、しんどそうなら、真っ先に受診して遊びに行ける状態かを確認。

だめだと判断されたら、毎週日曜日はありますし、休ませてあげることが真の

愛情ではないでしょうか。

 

もちろん”子供さん”が可哀想ですから、我々は全力で診ます。

一日、しんどくて、吐いて自分の意思を伝えることができない箏が不憫でならない。

楽しい日曜日だったのかな?

 

小児医療の現場で、僕がかなり頑固に話をすることがありますが、子供は大人の

おもちゃではありませんし、可愛がり方の方向も人が人に接するわけで、将来への

影響も考えて欲しいです。尊敬できる親御様も多いので余計に悲しいです。

 

10年たてばまた世の中も大きく変わるでしょうし、その変化に必死についていくのは

子供さんです。良いことばかりならいいですが、幼少の頃に大人の、すこし言葉が強い

ですがエゴで、間違った育児を受けて自分の身の丈も知らないで子供が育っていくと、

苦難にぶつかった時に挫折しますよ。

子供がものすごく痛い思いをすることもあるかもしれません。

 

大人は、子供が感じている苦悩を同じく共有できない。

大人は、痛くもかゆくもなく、苦しみ続けるのは子供です。

代わりになって助ける事もできません。

 

インスタグラム。大いに結構ですが、医療行為をいきなり撮影し、動画のアップ

もどうかなと思います。子供さんは良い思い出ととるのでしょうか?

子供さんはケーキですか?違います。大切な人です。

子供さんが次の社会を背負い、我々は助けてもらうことになります。

休日夜間診療で、益々その傾向が強くなるので、朝から辛口ですいません。

 

今週も、このままフルスピードで動きます。

スイッチオン!マックス!

 

僕はどこまで行っても、子供さんが大人になったときに満足できることをする、これが愛情と考え

ていますし、そのためには厳しく子供に接することも必要ですし、子供のサインをくみ取って、

必要な事を最優先すべきと思います。

僕をストイックにさせるもの。子供は、正しく宝物です。

よろしくお願いいたします。

 

江口小児科  江口尚彦