おはようございます。
そろそろ今年も半分近くになってきますが、取り巻く気候変化が激しい。
朝も、昨日以上にうっとぉしい感じです。
2月は30数年ぶりに厳冬、3,4月は昨年の数十倍の飛散。
日内変動も激しいうえに、じめじめとしながら梅雨が近い。
おそらく夏も厳しい環境になりそうです。
そもそも、秋は台風が多かったり、残暑が厳しすぎるから運動会なども春に
変わったわけですが、こう年中変化が激しいといつが最適なのか悩みますね。
今朝も雨が近いどんより。
今週と来週が健診の旅の”心臓破りの坂”ですが、6月末まで気が抜けません。
昨日の状況ですが、この多湿で細菌感染症がかなり暴れています。
間違いなく、昨年以上に細菌性気管支炎や肺炎が多いのと、高温多湿な空気で内臓疲労が
蓄積して、熱中症もものすごく増えています。
頭痛・嘔吐・咽頭痛・嘔吐・下痢。一見、別々の病気のように思えますが、気管、血管、消化管
は同じ筋肉でできていますし、気圧の低下とともに収縮。上記のような症状になります。
いつものことになりますが、どう考えても快適な季節を探すことができないわけで、
それを楽しめる体力をつけるしかありません。部屋の湿度は50%以下を目標にしましょう。
朝食・水分補給、アクションを起こす前の水分補給。
こういった”夏のお作法”で、血管を常に張りのある状態にしていかないと倒れます。
特に、著しい成長をする子供さんは、エネルギーのもとを補給しておかないと運動も遊びも、
勉強での集中もできないです。
側弯や脳腫瘍の発生率にまで影響が出ますので、本気で取り組まないといけませんね。
部活にしても、ただただ水分も取らず詰め込み式は良くないことがようやく浸透し始めている
ようです。小学校での運動器健診でも軽度の側弯やしゃがみ込むことのできない児童さんが、
結構おられます。骨の成長に筋肉やじん帯の成長が追い付いていないんでしょうね。
理由は?
もとになる水分や栄養分が体にない。あとは椅子の端っこに座ることが多いのとスマホを触る
時にどうしても猫背になるから。
成人になっての骨折やじん帯の損傷は、かなり致命的ですが子供は成長の途中。
細胞分裂もしっかりとしているので、将来のためにエネルギーをとらせてくださいね。
成人は、僕自身も気を付けなければいけませんが、ひたすら柔軟でしょうね。
いかに、研鑽を積んでいるかが時間がたつと出てくるんですよね。
100歳を超えた首相も、すごい。
神経戦であろうと思われる世界に身をおいて、すさまじい体力。コメントを読んでも頭脳も
しっかり。ぼくなぞ、まだまだ小僧なのでしょう。頑張らねば。
今日もしっかりと頑張ります。
江口小児科 江口尚彦