熱中の夏、日本の夏。

さらに全国展開になってきました。

熱中症です。昨日、僕自身も一日健診で動いておりましたが、途中でこれでもかと水分や塩分、糖分の補給をしないとちょっとやばいなと感じながらでした。

帰宅後にニュースで各地の熱中症の話題。

昨年はもう少しあとだったように思いますが、まだ6月だというのにいわゆる夏バテの熱疲労の方は多かったですし、ついに全国的に熱中症が本格化です。一番危ないのが小学校に通うお友達ですかね。

もともと遊びや勉強や体育や、夢中になる年齢ですし、水分をあまりとりません。皆様方も、朝に水筒を持たせてあげて、帰って確認するとほとんど飲んでいなかったなどの経験はないでしょうか?

学校が、”お茶を飲む時間”などを設けて、帰宅までに必ず全部飲みきるように指導をしないと、7月、8月、9月、ちょっと怖いです。

あとは、発疹性の疾患が増加です。

鑑別では、水痘、手足口病、はしか、風疹、溶連菌感染症、川崎病、突発性発疹症、一般的な感染性発疹、あせも、毛虫などの虫さされ、とびひの初期などを念頭に置いて、内科的に見つけて、治療を進めます。

さすが”餅は餅屋”ですね、近くの皮膚科の先生が、完璧に皮膚を奇麗にしてくださるので、十分な連携で、外科・内科の視点で、頭をフル回転させていきます。

プロとして安心できる皮膚科や、眼科、内科、耳鼻科の先生がおられるので、小児内科に集中していくことができます。ありがたいですね。

これから、ますますイベントも増えますし、突然倒れて入院では、悲しいです。十分、補給をして頑張りましょう。ヘルパンギーナや、プール熱もいつ、火がつくかわかりませんし。

元気に乗り切りたいですね。

よろしくお願いいたします。

 

江口小児科  江口尚彦