何か、お困りの事でもございますか?

コロナウイルス
それで、朝5時前にコンビニですね。

本日は、延期前の保育園健診に行ってまりましたが、

これから病院との会議です。

コロナウイルス感染症に関しては、とにかく前例がないので、

医療も行政もとにかく先手、先手を考えて動いています。

これは私自身が感じることですので、明日の国との会議で、

要望と質問を少しだけしたいなと思っておりますが、小児に関する

情報というか施策をもう少し欲しい点ですかね。

これは、担当としてきちんとしたいですので。

 

あとは皆さま、医療従事者への風評被害を少し考えましょう。

私のような医療のボトムラインを診るものでも、高度医療で疲弊も

危険性も押してでも、また物資がない中でも不眠不休に近い状態で

動いておられる先生方に敬意を払っています。

 

今回、ウイルスという目に見えない災害です。

実際に大地震のような災害の場合に、皆様方が避難をされていて、医療

従事者が救済活動で動いている場合は、”医療機関が危険”というような

感覚から医療従事者のメンタルが病むような発言があるでしょうか。

 

少なくとも東日本大震災の時に、できる最大限を、電気も物資も不十分な

状態で活動させていただいたときには我々も必死ですし、避難されている

方々も疲れ、怪我、先行きの見えない不安の中喜んでくださいました。

私たちもそのお気持ちが最大限の喜びで動くこともできました。

 

現状は、”院内感染”という言葉のみが独り歩きをし、最前線で必死に動いて

おられる医療従事者に、時に心無い攻撃もあるようです。

保育園でお子様がいじめにあったり、重大な疾患があるのに医療機関でもらい

そうだからとなったり、心が折れそうになっている医療従事者が大勢います。

 

どうか最前線で皆様の安全を守ることを最優先し、かつスタッフの皆様も守り

続けている医療機関の実情。

皆様も苦しいとは思いますが、いくばくか行動を抑え、全てが笑顔になるように

前進しましょう。

僕は、うわべではなく、皆様が安全で笑顔ならば自分は忙しい、疲れたなどみじんも

感じず、退くことなく診療も、会議も、遅滞なく進み続けます。

 

こういった時に人の心根が本当に見えてきますが、真の意味での優しさがお互いに

必要になると思いますよ。現在、終わりは見えていませんが、いつか見える光のために

微力かもしれませんが、担当理事としての責務、医師としての責務を突き詰めて

動きます。

 

いつか来る笑顔のために。

 

江口小児科   江口尚彦