8月21日の朝から咽頭通と発熱でしたので、この時期ですし時間を空けて検査をして、
気をつけておりましたが、コロナウイルス感染症でした。
熱自体は7日ほど、倦怠感と咽頭通も同様。
一番困ったのが声が出ない。
皆様にうつしてもいけませんが、声が一番不安材料でした。
引っ越したばかりの実家で一人自宅療養は少し不安でした。
お盆過ぎまでは、しっかり動けていましたが、今回は参りました。
あと人の体に適度な休息、何も考えない、もしくは趣味に興じるなどの時間が必要
だということも痛感いたしました。免疫力のために。
医療の現場にいるのに同時感染は免疫の低下も大きかったです。
日本人女性の平均寿命を超えて、現在、母は落ち着いて人生の航路を母のペースで
ゆっくりと泳いでいます。私は助けるだけです。
私としては青天の霹靂のように2月に始まった母の入院生活。
今考えると身勝手な部分もあったのか、一人暮らしができていた母に戻ってほしい
と逆に自分を追い込むような無駄な動きもありました。知らなかった実家の事、高齢者
医療に必要なこと、お年寄りの考えを理解等、自己満足での不要な心配も含め色々と。
ブログを読み返すと、ただ慌てていたようにも感じます。
独り身、兄が遠方というのが仕事以外の休みを全く無しにせざるを得ない状態でした。
あとは実家を住める状態に工事しながら、同時に引っ越しの準備。がむしゃらです。
7月末にひとまず落ち着いた後、双六のスタートへ戻る状態。
完全に力が抜けて、気力のみで動いていたのかなと思いしらされました。
自分のことも考えていかねばいけない年齢。
気楽にストイックに生きていこうと心新たに見つめなおした療養でした。
明日からは、新規開業医のつもりで仕事をさせてもらえることに感謝し、皆さまの健康を
お守りさせてくださいませ。
どうぞ、改めましたよろしくお願いいたします。
お盆の代休はありませんので9月も暦通り動きます。
何かを悟った気はしています。
明日から頑張ります。
ご予約を変えていただきました皆様、ご来院いただきご迷惑をおかけした皆様、予約の変更等で
休診中に医院を守ってくれたスタッフの皆さん。
この場をお借りしまして、謝罪と感謝の気持ちを伝えさせてください。
江口小児科 江口尚彦