2か月をきりましたね、今年。
これは確実に年齢のせいかと思いますが、月日は早いです。本来ならば、秋を十分に堪能して、そろそろ冬支度をと考えたいところですが、
今年は猛暑のあと、いきなり冬がやってきた感じです。例年、春と秋がなくなりつつありますが、今年はなかったと思います。
11月に入っているわけですが、年末が近づく感じがしません。
10月は、突然の気温低下で、日々12月を思わせるような1か月でした。一般の風邪の方も多いですし、それに伴う嘔吐・下痢。
マイコプラズマ感染症、RSウイルス感染症、水ぼうそう、おたふく風邪などが多く、まだ手足口病や溶連菌といった”夏風邪”症候群が多かったです。
9月にお一人インフルエンザA型の方がおられましたが、その後はなく風邪が席巻している状態です。
今後はここに、ロタ、ノロといった下痢症。現在話題になっていますがO-157、沖縄で注意報になっているインフルエンザ、じわじわ増加してくると思います。
いつになく、先読みのしにくい不透明な冬になりそうです。インフルエンザは、年内あたりから増えるのかなと思いますが、観測の予想が詳しく出たらお伝えいたします。
時に尋ねらますが”風邪をなぜひかないのです?”。
特殊な訓練を行い、免疫を高めて・・・、もしくは秘密の免疫活性剤を・・・、などがあればよいのですがそんなものはありません。
僕自身は、極端な人ごみをさける、用事と休みを考えたら仕事に影響が出そうなら休む、水分をしっかりととる、この時期は赤いパッケージの乳製品(ふんわりとせざるを得ないので)を毎朝食べる。
これですね。
あと院内の空気清浄機をしっかりとまわしている環境下で過ごす時間が長くなってしまうので、ひきにくいんでしょう。
今、一番行きたくないところはと尋ねられると”公共交通機関や公共の人ごみ”になりますね。ウイルスや細菌は激しく飛び交っているので、体力がしっかりとあるときに
子供さんの思い出も作ってくださいね。基本的な手洗い、うがいも続けましょう。
紅葉も本格的になりますし、どんどんイベントが増えてきますので体をつくりましょう!
よろしくお願いいたします。
江口小児科 江口尚彦