あくまで車載の温度計ですが家を出た時に3.5度。
真っ暗ですし、真冬を感じましたね。といっても12月なので当たり前なのですが。
さて、少しまじめに。
先週の感染症統計でも胃腸炎は断トツ首位です。意外に暖かったせいか、水痘が2番目でした。
最近の診療報告では、嘔吐のすごさを強調していましたが、手足口病などもまだあります。
ただ、昨日からの寒さと乾燥で、感染症の様相も今後変わりそうで、岡山市内あちこちで出始めているインフルエンザ、気管支炎・肺炎などの呼吸器感染症。
一般的な風邪も当然増加してきます。
僕は、大学を山陰で過ごしましたので寒さにはある程度慣れていますが、乾燥が厳しい。雪が全面降っていると思ったほどの寒さを感じません。
風が強いと別ですけれども。
行事もますます増えて、人の動きも今後激しくなります。奪われていく水分も多くなりますので、病原微生物が活動しにくい環境づくりが必要です。
特にご自宅など室内は湿度50%、空気清浄機がベストでしょう。ウイルスも細菌も繁殖しにくいですから。
あとは暖かい水分の補給です。あと3週間ちょっとで今年は終わりますが、冬はまだまだです。嘔吐の戦いに加え、ほかにもアンテナを張って行きますね。
冬場は、暗い色調になりがちですが、パステルカラーなどの明るい色も免疫アップになるかもしれませんね。
よろしくお願いします。
江口小児科 江口尚彦