おはようございます。
新しい生活リズムに慣れるため、昨日のお知らせ(偶数木曜日)の記載ができず、すいません。
細々と継続していきます。
さて、インフルエンザはまだ終わったわけではありませんが、終息気味です。
ここにきて”咳”が多い。
一つはヒトメタニューモウイルス、RSウイルスなどの増加。
一つは”粉塵”による”擦過傷”です。
感染所はこの時期に来るものなので皆さんも注意をされていると思いますが、問題は後者。
これはJ-MATやD-MATなどで災害地医療に赴かれた先生はお分かりと思いますが、粉は怖いです。
2011年の5月は、私自身、粉へのイメージがあまりなく、普段診察しているスタイルで始めさせて
頂きましたが、一日で全身がかゆく、咽頭痛、声がれ、咳が出始めました。
当時、何の医療機器も起動していないので、訳が分からない状態でした。
原因は、”粉”でした。吸い込めば、喉の粘膜が裂かれるように傷になりますし、皮膚も。
その”擦過傷”のために多大な鼻汁や、その刺激で咳嗽。皮膚症状だったわけです。
今年から、岡山市の防災対策委員になるので真剣に考えています。
岡山が、現在激しい粉塵(花粉症・PM2.5・黄砂)にさらされています。
吸い込んだ場合に、どのようなことが起こるかを想像してください。
若干、余談にもなりますが”3年A組”というドラマ。
以前にも書きましたが、医療にも通じます。
見た目のあたりが良く、富と名声のためなら将来のある生徒を自己利益のために”物”と考える教師。
起こした状況は犯罪ではありますが、自らを削って、必死に”人”として子供さんを考える教師。
どちらが正解でしょうか?目の前が良ければいいのか、10年後を考えるのがいいのか?
含蓄は深いと思います。
PCの世界でも、あるソフトをめぐって大きな転換期が来そうなので、そのこともまた記載します。
今季は、今後咳が多いですから、聴診器で聞くという根本の精度をもっと高めて頑張ります。
よろしくお願いいたします。
江口小児科 江口尚彦
個人的にはこのような考え方が響きますね。