本当に厳しい季節が始まりました。
昨年末、明けて年始もとにかくインフルエンザが激しかったですが、
1月5日まででも相当な感染率。
昨日細かい統計も見てきましたが成人も多い。
加えて、水痘、溶連菌感染症、感染性胃腸炎と相変わらず季節感無視の感染です。
ここにきて全国的にも更に拡大していますし、東京は例年の7倍の勢いです。
各県でも観測史上初の早さで警報も多く出ています。
沖縄では特に5歳から9歳の子供さんが多いようですね。
岡山市内も特定の地域から大流行が予測されます。
毎度ですが全体的には暖冬なのかもしれませんが、その分時折気温が下がると体調が崩れます。
年末は、帰省で駅、その後買い物インフルエンザ。
年始は、初もうで、初売りインフルエンザの流れが方程式のようでした。
受験を控られている方も多いと思いますが、外出時の予防をお忘れなく。
マスクで飛散防止、後はウイルスにとって苦手な腸内環境の構築と咽頭を潤す。
これしかありません。僕自身は、赤いヨーグルトと龍O散のど飴を愛用しています。
一つ感心したのが、市内の某タクシー会社はエアコンから弱オゾンが出るように工夫もされています。
室内の湿度を50%前後でウイルスの撲滅をしていきましょう。
メディアでも取り上げられましたが、新型の肺炎も怖い所です。
今年はオリンピック。
良いことですが、感染症の流れはまた全然違う方向に進みそうです。
イベントも数多くありますが、ご自身、他者への影響も考えましょう。
そして、あと2,3週間で花粉も増えてまいります。
感染症と花粉症・・。
平和な季節をどこに定めてよいかが非常に困りますが、聴診器の精度を更に高めて
すすんで参ります。
ぐうたらのようですが、食べて、寝ても休日に十分行うことがきもになりますよ。
さて、どのような方向に進むのか、しっかりと見極めて行きます。
保健所も含め、関係各所と細かく感染症の動向を探りますので。
あ、あとは熱のみでの判断をせず、
①子供さんの着替えがいつもより遅い。
②ぐずることが多い。
③食事のとり方が多すぎ、少なすぎも含めて観察。
④睡眠の動向も見極めて、おかしい場合はまず朝に受診をしましょう。
今季インフルエンザの症状が多彩すぎますので、成人なら内科を、子供さんならば小児科を受診しましょう。
聴診器が絶対的に必要になりますので。
さてもう少し準備をして頑張ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
江口小児科 江口尚彦
そして、オフの僕は4月が楽しみです!
それは・・・・。