さて、インフルエンザの先行きは?

今日のお話
見てしんせましょう。

現時点での感染の動きを見ると2009年の新型インフルエンザと同じ動きを

しています。

全く同じならば、そろそろピークアウトのはずです。

が、コロナ禍でインフルエンザに対する抗体保有率が減少し、かつ予防接種での

免疫獲得が乏しいため、楽観視ができないようですね。

小児に限らず、成人でも接種率が低下。

となると、インフルエンザ本来の怖さが際立ちますし、重症化もあり得ます。

今後、大勢の人が移動しますので、年明けに感染爆発が来ないことを祈っています。

コロナの話になりますが、オミクロン株の大流行前の冬にシンポジウムがあって、

1セッションの座長を務めました。

当時、専門家の先生方にコロナは今後どうなりますかと質問しましたが、その後に

訪れる異常なコロナの増殖の意見はなかったと記憶しています。

インフルエンザは、集団免疫、予防接種あっての流行の変動です。

さてさてさて、今後どうなるか?

 

今日も頑張ります。

 

 

江口小児科  江口尚彦