どうも、2009年ごろに感じたような・・・。

コロナウイルス
これは嫌です。

今日の内容は、大げさに言えば3部構成。

 

最初は、僕の個人的な考えです。しっかりとした根拠はないです。

 

2月に初めて日本医師会の会議に出席した時、今後国難ともいえる・・

というご挨拶に多少驚きました。そして、現在その言葉に納得しています。

PCR検査を東京でしておられるクリニックさんの映像と、検査が少ない事

を否定的な論調の報道がありますが、一部僕はうらやましい。

 

そもそも、ほぼどこのクリニックも防護服は十分には持っていません。

毎日、全てのスタッフが使えるほど持っている所はないでしょう。

物がないからです。代替品で有事は対応とアイディアを出していますが。

当院も無い中で、用意を工夫してしています。

 

物資の事、習熟した技術で検査を行うこと、集中的な検査専用の機関など

国は悠然と考えて、後手になっているわけではないと会議に出るたびに

思います。岡山も準備は進んでいます。

ただ、検査を仮に僕が未熟に行い、陰性判断、実は陽性。

では困りますから、丁寧さと迅速さがいりますね。

今回、事が発生してから次々と整備がされる様を見るようになって、ただの

会員だったころの自分のわがままを少し恥じています。

 

2部目は、完全にデジャブ。

 

新型インフルエンザの頃も悩みましたが、決まりそうだ、急がねばと動いている

施策を決定事項、遅すぎる論調で報道されると、皆様方がまず大混乱。

次に、PCR検査をおそらくして欲しいと言われる方が多く出始めます。

当然必要なものは、きちんとした整備のもと行わなければなりませんが、表裏一体の

報道をして欲しい。

 

インフルエンザの時は、ワクチンの事でかなり混乱しましたが、今後はPCR検査でしょうか。

 

東京都がまず開始ということも先週の会議場で出ていましたが、細かな決定になって

皆様にお伝えするべきで、次の展開も大急ぎで検討・実行に進んでいます。

ただ、現在岡山で豊富な防護服のもと検査要請全てにクリニックが対応できるわけではないです。

手順をこれは踏むしかないので。

 

もちろん、地方でも熱だけでの診療拒否や休日当番を嫌うとの話を聞くことがあるので、そこは

悲しいですけどね。今は、災害状態と変わりませんから、医師のすることは何か考えないと。

これが地震なら、診療拒否はできないですから。

感染症は多岐にわたりますよ。COVID-19だけではないです。

 

被災地現場での医療に参加させていただき、西日本に届く偏在報道に憤慨したのも記憶

から消えませんが、一面だけの報道で皆をあおることは今は慎むべきですね。

西日本豪雨でも、色々な地域の方が苦しまれておられました。

ですが、全国への発信は”メディア受け”する内容だったなあと感じています。

 

3部目は、医療とは無関係ですが、僕自身の閉そく感解消ですかね。

 

正直に、志村けんさんの事は小学生の頃から当たり前のようにテレビで動きに笑い、真似を

して過ごしました。その分、喪失感は大きい。

忘れちゃやあよ。

世代で熱中したものは、多少違うと思いますが僕は、”ひげダンス”と”早口言葉”。

 

どちらも意味が分からず世界観にのめりこんで笑っていましたが、以前のブログにも記載した

ように、曲がものすごくソウルフルです。

前者はテディ・ペンダーグラスの”Do Me”。

後者はウィルソン・ピケットの”Don’t Knock My Love”。

この2曲のベースラインをアレンジしているので格好良い。しかも当時に!斬新です。

ドリフターズの音楽性の高さに改めて脱帽しています。

早口言葉の聖歌隊スタイルは、”ブルース・ブラザース”という映画でジェームスブラウンが

演じたシーンをもとにしている。

 

結局、父親からだけかと思ったら、ドリフターズからもソウルミュージックに浸かっていたんだなと。

心にぽっかりと開いた穴は、この2曲を最近聞いて、忙しくても作れる時間でドリフの音楽関係の

映像を追っています。

 

つらつらと朝からすいません。

今日も頑張ります。よろしくお願いいたします。

 

江口小児科  江口尚彦