昨日は診療終了後に保健所との会議がありましたが、
4月25日までの岡山における感染状況を見て、ちょっとため息。
年齢層的には2,3週間前にぐんと10代後半20代の若年層が増えました。
その方たちは、遊びの場で罹患しそのまま家庭に帰って増加。
そして教育現場や職場にそれぞれ行かれて、そこでまた増加。
人口10万人比で考えると大阪や東京と何ら変わらない厳しい状況です。
手前みそではなく、医院は確実にクリーンな状態を保つように昨年から
着々と要塞のようにしてきましたが、危機感を若者に持っていただけると
良いのですが・・・。
遊びに行きたい気持ちを抑えることはできないまでも、自分がかかったら
家族に迷惑をかけたり、それ以外の方々に広がる事も考えてほしい。
若い世代は軽症で平気という神話は変異株で崩れています。
また運よく治癒した後も、後遺障害に悩まされることになることも自覚
して欲しいです。これじゃあ、いつまでたっても終わりは見えません。
政府が後は医療に任せるということは、宣言延長、罰則規定も厳しく
なる可能性は高いですよ。
一番クリーンな場所は、全国的にもクリニックしかありません。
子供さんの調子が悪い時は躊躇なく受診してください。
遊ぶのは、予防接種と意識改革でコロナ収束後に徹底的にやればよいと
思います。
光を見るために国民全体での団結が必要ですね。
今日も、午前診療、中学校健診、午後診療、ワクチンの会議と走ります。
江口小児科 江口尚彦