やはり今年も2月がインフルエンザの大流行期です。
昨シーズンと異なることは、この時期でもまだ圧倒的にA型。
B型がいつ増えてくるのが気になります。
あとはウイルスの体内侵入後の速度が遅いのか、検査での感知に時間がかかっています。
ご家族にインフルエンザの方がいて、昨日の夕方よりの倦怠感と微熱、頭痛で来院されましたが、判定がうっすらとしか出ない。
患者さんは、辛そうな状態ですから臨床診断でA型としましたが、先週末の寒波前と後で、ちょっと診断が難しくなっています。
インフルエンザが好き放題に動いているのは事実ですし、セオリー通り、時間をあけて検査をした方がよいですよ。
検査が、子供さんの苦痛になりますので、できるだけ快適に行きたいからです。
心地よい眠りにもよいし、耳栓などを使う場合、耳の穴は至福の時間に包まれます。
鼻の穴は大変です。
昼間も夜間も、インフルエンザ多かったですね。
さて冒頭の写真はなんだと思われるかもしれませんが、僕が初めて興味を持った打楽器です。
僕は、小学校がキリスト教、実家は日蓮宗、中学時代の英語の塾が天理教でした。
結局、ごちゃごちゃなんです。
祖母が亡くなったとき、当時の日蓮宗のお上人さんのお経に感銘を受けました。
言葉を絶妙にあやつり、溜めるところはためて、やや不規則な経文の部分は、言葉を一気に放出するかのようにと変幻自在。
音律、息遣いなど味わいの深い節回しでしたね。名人芸でした。
さらに心地よくバックに、”こん、こん、こここん、こん。・・・・。こん、こんここん”と木魚のリズムが入ってくるんです。
このコラボにやられた。もはやR&Bだと。ソウルが震えました。
カセット(当時はそれしかない)に、音源を残し、毎日毎日お経をあげてましたね。
周囲には、さぞかし信心深い少年にうつっていたと思います。
が、
僕は単に完コピしたかっただけなんですね。
その後は聖歌を聞いていても、木魚が響く。
天理のお経も頭の中で勝手に木魚でライム。
だから、洗脳は絶対にされない自信が無根拠にあります。
木魚、恐るべし。
本日の余談はここまでに。
”高級洋風懐石 とらんぷ阿倍野”
なんかもありますが、これは次回ですね。
診療に備えます。
よろしくお願いいたします。
江口小児科 江口尚彦