世界の情勢、日本の取り組み、流行地と地方。
それぞれに異なっています。
昨日も著名な方の悲しい結末もあり、動揺が動揺を呼ぶ
ようになりそうですが、抗体検査のこと、宿泊療養施設のこと、
変化が激しいウイルスへの対応、この冬場への備えなど、岡山としての
取り組みの具体的な方向が話し合われました。
感染症の問題は慎重に、かつ迅速に考えねばならずですが、長期戦は
間違いなく、ある程度冷静に見極める必要があるなというのが感想です。
本日は16時までの診療後、16時半からの全国会議に出てまいりますが、本日の
会議直前までの状況を踏まえて、展望を吸収できると思います。
両者をまとめて詳細なご報告いたします。
報道を見られる場合、検査・治療・療養状態などについては、流行する
COVID-19の違い、国の違い、かかっている患者様が多すぎるため早急に開始
を試みなければならない検査の背景。
安全性試験の問題など、他の要素が絡んできますので、事実としての報道のみ
を選んでください。
極端に言えば、人数だけに集約しても良いかもしれません。
これはどうなのか?もう、岡山で実施か?などは私に聞いて
ください。正確にお答えしますので。
初期から、病気の状況が決定していない中、高齢者の病気で若い世代は安心という神話。
徐々に広がり、重症化も出始めた状況。
無症状の方もいるために、文字通り爆発的に世界流行。と同時に院内感染という言葉で
医療従事者が疲弊。そこに対しての、今までと違う論調での報道。
乳児、幼児、小学生の感染。
軽症自宅療養の方、くしくも私とほぼ年齢が同じですが、亡くなられたこと。
そして、家族を失う喪失感を持たれる人が多くいても、半ば自分には関係がないと感じ、
著名な方が亡くなって、怖いと思いましたという感覚。
高齢者の方にとっても生命線ですが、とうとうスーパーまでも制限。
全くの個人的意見ですが、WHOの緊急事態宣言の遅さと日本の制度上の問題で一部、後手に
なった部分はいなめないかなと感じてます。
感染症対策担当理事としては、正しく、ゆがみのない状況をお届けしていくしかないです。
発症された方の接触、2日前から濃厚接触となりますのでご注意を。
今日、16時まで動きます。
江口小児科 江口尚彦