”あの時は(無知な大学生たち④)”

エッセイ
変化球でいいかも~

本当に、30年近く何もおとがめがないのだ。

人さまの駐車場に動かない車を不法投棄し何も考えずに散ったにも関わらず。

おそらくはまず鉄工所のおやじの所に、壊れかけの車が放置され、頭にきたおやじがどうするか悩んでいるところに、無知な学生たちが車を欲しがっていると情報が入り、名義変更も何もしていないわけでおやじは5万円のおこずかい代わりにバカボンに売り、騙された我々も勝手に車を捨てて逃げたが、なけなしのお金を失い、電気屋さんは不法駐車ということで、これも推測だが本来の持ち主に罰金を請求し、その人も、そもそも不法駐車したので文句は言えず、その後あこぎな鉄工所もなくなったようなので、かかわったすべての人間が、何らかの損をした。

これが真相かなと今思う。

いやあ、世の中何も知らないとただ騙されるわけだし、得をする人間はいないなと感じ入っているところだ。

もうすぐお盆だが、墓前で父に改めてざんげをしてこようと思っている次第だ。”1日1善”、いい言葉だ。

電気屋さん、すいませんでした。

 

後記:大学時代、幼少期まだまだ山ほどエピソードはあります。ここはあくまで余談ですし、僕の回顧録です。思い出すと中々楽しいものです。週一ぺーすで、続けようと思います。完全に自己満足ですね。

次回は、ちょっと趣向を変えて”岡山県人だから言える、中途半端な岡山、再興計画”です。最近、妄想ばかり膨らみ、一度文章にして整理してみたかったので。